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劇団四季 ミュージカル『ライオンキング』/葉っぱが良かった話

先日、いつか観たいとずっと思っていた劇団四季のミュージカル『ライオンキング』を、やっと四季劇場[春]で観てきました。もうもう圧巻のステージでした。

 

 

 

 

 ミュージカル版 ライオン・キング

 

1994年に公開されたディズニーアニメーション映画『ライオン・キング』を基にしたミュージカルであり、1997年に製作されました。ハンス・ジマー音楽、エルトン・ジョン作曲、ティム・ライス作詞、レボ・Mコーラス編曲、ジュリー・テイモア演出。ブロードウェイ史上、『オペラ座の怪人』、『キャッツ』、『シカゴ』、『レミゼラブル』に続き5番目のロングラン公演です。日本では1998年より劇団四季によって公演されています。そして地方公演では、その土地の方言を話すキャラクターもいるようです。

 

 

ライオン・キング あらすじ

 

動物たちの王国、プライド・ランド。その王であるライオンのムファサは、息子であるシンバに、自然界を支配するバランス、サークルオブライフについて、また王としての心構えについて教えます。そんな中、王位継承権をシンバに奪われたムファサの弟スカーは、ムファサ親子を亡き者にしようと考えます。スカーの策略でムファサは命を落とし、シンバは父の死の責任を感じてプライド・ランドを去りました。

 

深く傷ついたシンバは、ミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァに出会います。2匹は「ハクナ・マタタ(どうにかなるさ/くよくよするな)」という言葉でシンバを励まし、共に暮らし始めます。そしてシンバは偶然にも幼馴染のナラと再会し、スカーの悪政によって荒廃したプライド・ランドについて知らされます。父を亡くした過去と向き合うことができず帰れないシンバでしたが、ムファサの亡霊に励まされ、ついにプライド・ランドへ戻ることに…。

 

(参考:劇団四季 作品紹介)

 

 

葉っぱが良かった

 

『ライオンキング』と言えば、歌やダンスはもちろん、動物を演じる役者の道具も見どころなんです。ムファサやスカーなどの主要キャラクターは、上下に稼働する仕掛けを頭部に付けています。また、ザズー、ハイエナ、プンバァなどはパペットを使っています。シマウマには竹馬が使われていたり、ガゼルには車輪が使われていたりと、道具を見ているだけでもかなり楽しめました。そして、虫役の人も草役の人も、とにかく全力でパフォーマンスをされていて素晴らしかったです。葉っぱが良かった…。

 

ネタバレになるとよくないのですが、プレイズ・ロックや動物たちをよく見るには、1階席の右側通路付近という席は本当に良かったです。友人がそこを狙ってチケットを買ってくれたわけですが…ありがたい。また、パーカッション奏者が舞台下の左右両サイドに1人ずついらっしゃいます。前方両サイドもおすすめかもしれません。

 

実は、JR東日本が主導する浜松町の再開発(竹芝ウォーターフロント開発計画)の一環で、四季劇場[春][秋]も建て替えに伴い上演を一時休止するようです。約20年もここでロングラン公演されている『ライオンキング』も、大井町の四季劇場[夏]へお引越しをすることになっています。良いタイミングで観ることができました。

 

 

 

公式ウェブサイト(https://www.shiki.jp/applause/lionking/