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映画『美女と野獣』(2017年)

思ったこと感じたことをつらつらと書きます。ネタバレなし。

 

 

 

原題:Beauty and the Beast

監督:ビル・コンドンBill Condon

脚本:スティーヴン・チョボスキー(Stephen Chbosky)

   エヴァン・スピリオトポウロス(Evan Spiliotopoulos)

音楽:アラン・メンケンAlan Menken)

主演:エマ・ワトソンEmma Watson

   ダン・スティーヴンス(Dan Stevens)

製作:2017年 アメリカ合衆国

公開:2017年 アメリカ合衆国,日本

時間:129分

 

 

 

 

さくっと概要

 

フランスの民話『美女と野獣』(ボーモン夫人版)を元に、1991年に製作されたディズニーアニメーション映画『美女と野獣』の実写リメイク映画です。主題歌はアニメ版と同じく「Beauty and the Beast」(美女と野獣)が使用され、アリアナ・グランデジョン・レジェンドが歌っています。また、アニメ版で主題歌を歌ったセリーヌ・ディオンは、エンドクレジットで流れる「How Does A Moment Last Forever」(時は永遠に)を歌いました。アリアナ・グランデセリーヌ・ディオンも好きなので、この2曲は観る前から楽しみにしていました。ジョン・レジェンドも、「All of Me」をラジオで聴かない日は無かったし、『ラ・ラ・ランド』(2016年)に出ているし、今ホットです。

 

音楽はもちろんアラン・メンケンで、監督は『シカゴ』(2002年)や『ドリームガールズ』(2006年)のビル・コンドンです。それはもう素晴らしいミュージカル映画に仕上がるわけです。主演に、『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で知られるエマ・ワトソンを迎え、劇中の彼女の歌声はかなり注目されていました。

 

 

ディズニーの本気の実写

 

観た後すぐの感想は、「やっぱりアラン・メンケンは神すぎる」、「エンドクレジットが素敵すぎる」でした。2015年に公開されたディズニー実写映画『シンデレラ』も、ディズニーがかなり力を入れた作品でしたが(こちらも製作と配給ともにディズニーでした)、今回の『美女と野獣』はそれ以上にディズニーの本気がうかがえました。歌、ダンス、衣装、ストーリーすべてが“ザ・ディズニー”でした。

 

エマ・ワトソンはもちろん美しかったです。ベル役にぴったりで、イエローのドレスはもちろん、フランスの田舎の村人の衣装もとても似合っていました。また、野獣役のダン・スティーヴンスは、あるインタビューで撮影の苦労話をしていました。まず筋肉スーツを着て竹馬に乗って体の動きを撮影し、次に別で顔の動きを撮影したと。そして撮影した顔に、美術担当がコンピューターで毛を1本1本植えたと。繊細な野獣の表情がとてもよく表現されていました。

 

私はユアン・マクレガーの大ファンでもあり、ルミエール役がどんなものか楽しみにしていました。しかし野獣などと同じく人間の姿は少ししか映らず、ほとんど燭台の姿だったのはちょっと残念でした。そういうストーリーなので当然ですが…。

 

DOLBY ATMOS (字幕版)で観たのですが、吹替版のキャストもなかなか豪華です。全員オーディションで選出され、ベル役 昆夏美、野獣役 山崎育三郎、ガストン役 吉原光夫、舞台・ミュージカルで活躍する実力派が揃いました。ほかに、モーリス役 村井國夫、ル・フウ役 藤井隆、ポット夫人役 岩崎宏美など。吹替版も気になりますね。

 

 

公式ウェブサイト[日本語](http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html

公式ウェブサイト[英語](http://movies.disney.com/beauty-and-the-beast-2017