ドコモ(docomo)からマイネオ(mineo)に乗り換えた話
私はかれこれ12年ほどドコモを利用してきたのですが、もう学割もU25割も適用されない年齢になってしまい、今まで以上にケータイの料金の高さが気になり始めました。
ドコモと私は、FOMAからXiまで、パケ・ホーダイ、おサイフケータイ、プッシュトーク、ワンセグ、絵文字変換、着うたフル、iチャネル、iコンシェル、NOTTVなどなど思い出(?)がいっぱい。でも“ずっとドコモ割”で割引されるのは毎月600円だけ(データMパック5G,ドコモ利用年数10年以上15年未満の場合)。ひどい。というわけでこの腐れ縁(?)を絶つことにしました。
どこに乗り換えるか
ドコモで使っていたスマートフォン端末はある。ある程度のことは自分でできるし手厚いサポートは必要ない。音声通話はほとんど使わない。データ通信をメインで使えればよい。海外でもプリペイドSIMで充分だったし、日本でも格安SIMで充分な気がする。そんなこんなで、格安SIMを提供しているMVNOに乗り換えることにしました。
MVNOとは、Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略で、通信回線設備は大手のキャリア(ドコモ,au,ソフトバンク)から借用し、自社のブランドで携帯電話などの通信サービスを提供する、いわゆる格安SIMや格安スマホを提供する会社のことです。SIMロックは解除してあるものの、ドコモのAndroid端末で電波を受信するならやっぱりドコモの回線を使用しているMVNOがいいということで、mineo(マイネオ)にしました。ドコモ系MVNOはau系やソフトバンク系に比べてめちゃくちゃ多いので、サービスやプランをよく見て選びたいところです。
なぜmineoを選んだか
mineoは、家庭用通信サービスのeo光などを提供する関西電力系のケイ・オプティコムが提供しています。auの回線を使用するAプランと、ドコモの回線を使用するDプランを選択することができる、日本初のマルチキャリアMVNOなんです。
最後まで迷ったのが、老舗で満足度も高いIIJmio、品質に定評があり価格が安いBIGLOBE、SNS使用時の通信量がカウントされないLINE MOBILEでした。各社ともデータ通信料にそこまで大きな差はありませんが、通話についてはプランなどの違いがあります。まとめサイトもたくさんあるのでここでは比較しませんが、mineoを選んだ主な理由(メリット)としては、
・MNP(番号ポータビリティ)がスムーズで不通時間が1~2分である
・低速通信であれば速度制限がない、かつバースト機能がありストレスがない
・パケットを預けたり引き出したりできるフリータンクというサービスがある
・テザリングが無料でできる(テザリング対応端末かどうかは確認が必要である)
といったところです。購入できる端末(機種)の種類が少ないというデメリット以外は、ネット上の評判もまずまずでした。
ざっくり手順
ドコモからmineoへの乗り換え手順を紹介します。
①MNP予約番号入手
ドコモから転出するためのMNP予約番号を、インターネット(My Docomo)または電話(151)で発行してもらいます。この時点ではまだドコモは解約されていません。
②mineoエントリーコード入手
いきなりmineoの新規契約をすると、契約事務手数料3,240円が必要です。ところが、エントリーコード(エントリーパッケージも同じ)をネット通販などで購入し、契約の際に入力(記入)すると、この手数料が0円になります。私はAmazonで909円で購入しました。
※2017年3月時点
③mineo契約
公式ウェブサイト又は店頭で契約します。この時にMNP予約番号とエントリーコードを忘れずに入力(記入)します。
④SIMカード交換
mineoのSIMカードが届いたら、スマートフォン端末からドコモのSIMカード(UIMカード)を抜き、mineoのSIMカードを差します。
⑤MNP転入切り替え
インターネットに接続したパソコンやタブレット端末から、回線切り替えの手続きをします。この時点でドコモは解約され、MNP転出手数料2,000円がドコモより翌月請求されます。
ざっくり料金
ドコモの料金明細はめちゃくちゃ細かいので紹介しませんが、私の場合は端末の分割支払分を差し引いて料金はざっくり7,500円/月でした。そしてmineoに変えたところ、
月額料金 デュアルタイプ(データ+通話)5GB 2,464円/月
従量料金 20円/30秒 ※通話にかかる料金
というわけで、通話をしなければざっくり2,500円/月、合計10分ほど通話をするとざっくり3,000円/月、ドコモと比較するとかなり安くなりました。
人によってはプランの契約更新月を逃して解約金が発生したり、端末の分割支払分が多く残っていたりして、転出にかかる費用が大きいかもしれません。私の場合は、契約更新月のため解約金は必要ありませんでしたが、端末の分割支払分は残っていました。それでも、乗り換えて月々5,000円ほど安くなるため半年ほどでペイできます。
キャンペーン
もし、mineoへ乗り換えるぞという方は、
↑ こちらの紹介ページよりお申込みください。
あなたにも、わたしにも(笑)、Amazonギフト券2,000円分がプレゼントされます。
ドコモと私、約12年のお付き合いありがとうございました。